グルタミン

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  • 栄養素と効能
目次

栄養素と効能

グルタミン|免疫維持、筋肉分解の抑制

グルタミンは体内で合成されるアミノ酸ですが、ストレスや病気、激しい運動の際には不足しやすくなります。免疫機能や筋肉の維持に役立つ働きがあるため、補給が重要とされる場面もあります。

効能

  • 免疫細胞のエネルギー源として働き、体調管理に役立つ
  • 運動後の筋肉分解を抑え、回復をサポートする
  • 腸粘膜の修復を助け、消化機能を守る
  • アンモニアの解毒をサポートし、体内環境を整える
  • 集中力や疲労感に影響する神経伝達物質の材料になる

特徴

  • 血液中に最も多く存在するアミノ酸のひとつ
  • ストレスや感染時に消耗されやすくなる
  • 筋肉組織に多く含まれ、筋トレ後の補給が重視される
  • 非必須アミノ酸だが、需要が高まると合成が追いつかなくなる
  • 水に溶けやすく、粉末タイプのサプリで流通している

接種不足

グルタミンが不足すると、免疫機能が低下しやすくなり、風邪や感染症にかかりやすくなったり、運動後の筋肉の回復が遅れることがあります。また、腸内環境の悪化や集中力の低下も起こりやすくなります。

過剰摂取

サプリメントなどで大量に摂取すると、まれに吐き気や下痢、腹部の違和感が起こることがあります。過剰摂取によるアンモニアの代謝負荷にも注意が必要です。

食材

かつお節、鶏むね肉、牛もも肉(赤身)、卵白 など

豆知識

  • グルタミンは「条件付き必須アミノ酸」として注目されています。
  • 病院では栄養補助としてグルタミンを活用するケースもあります。
  • 筋肉量を維持したいトレーニー向けのサプリにも配合されています。
  • 腸内の上皮細胞にとっても重要なエネルギー源となっています。

たんぱく質・アミノ酸 (栄養素一覧)

【 たんぱく質 】

たんぱく質は、体をつくる材料で、生命活動に欠かせない栄養素です。20種類のアミノ酸が多数つながってできた高分子化合物で、筋肉・内臓・皮膚・ホルモン・酵素・抗体など、体のあらゆる構造や機能に関わっています。

  たんぱく質
  |
  ├─(体を作る20種類のアミノ酸)
  |  ├─ 必須アミノ酸
  |  ├─ 準必須アミノ酸(非必須アミノ酸)
  |  └─ 非必須アミノ酸
  |
  └─ その他のアミノ酸等

たんぱく質(動物性)たんぱく質(植物性)

必須アミノ酸

必須アミノ酸は、たんぱく質を構成し、人間が体内で作り出すことができないアミノ酸(非常に合成が遅い含む)。

イソロイシンスレオニン
トリプトファンバリン
ヒスチジンフェニルアラニン
メチオニンリジン
ロイシン

準必須アミノ酸(非必須アミノ酸)

準必須アミノ酸は、たんぱく質を構成し、成長期などでは体内での合成量が不足し、食物から摂取が必要なアミノ酸。

アルギニンシステイン
チロシン

非必須アミノ酸

非必須アミノ酸は、たんぱく質を構成し、体内で糖質や脂質、他のアミノ酸から作り出すことができるアミノ酸。

アスパラギンアスパラギン酸
アラニングリシン
グルタミングルタミン酸
セリンプロリン

その他のアミノ酸等 】

たんぱく質の構成成分ではない、その他のアミノ酸等。

GABA(ギャバ)オルニチン
カゼインシトルリン
タウリンバレニン
β-アラニンラクトフェリン
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