こんにちは、shin です。
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- 栄養素と効能
栄養素と効能
ペクチン|整腸、コレステロール吸収の抑制
ペクチンは水溶性の食物繊維で、果物や野菜に多く含まれています。腸内環境の改善やコレステロールの吸収抑制などが知られており、ジャムのゲル化剤としても使われています。
効能
- 腸内の善玉菌を増やしやすくする
- 便の水分を保ち排便を促しやすくする
- 血中コレステロールの吸収を抑えやすくする
- 食後の血糖値上昇をゆるやかにしやすい
- 腸内の有害物質の排出を助けやすくする
特徴
- 果物の皮や種のまわりに多く含まれる
- ゲル化性があり食品添加物としても使われる
- 発酵性があり腸内細菌のエサになりやすい
- 高メトキシル型と低メトキシル型に分類される
- 加熱調理でも性質を保ちやすい
接種不足
ペクチンが不足すると腸内の善玉菌が減り、便秘や腸内環境の乱れが起きやすくなります。これが原因で肌荒れや免疫力の低下につながることがあります。
過剰摂取
一度に大量に摂取すると、水分を多く吸収する性質のためお腹が張ったり、ガスが溜まったり、まれに下痢や軟便になることがあります。
食材
かんきつ類の皮、りんご(皮つき)、バナナ など
豆知識
- ペクチンは果実の熟成過程で変化しやすいです。
- りんごや柑橘類の皮に多く含まれます。
- ジャムやゼリーのゲル化には必須です。
- 腸内で短鎖脂肪酸の産生を促すことが知られています。
- 低メトキシル型ペクチンはカルシウムで固まりやすいです。
炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)
【 炭水化物 】
炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。
炭水化物
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├─ 糖質
| ├─ 糖類
| | ├─ 単糖類(グルコースなど)
| | └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
| ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
| └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
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├─ 食物繊維
└─ 糖アルコール
【 糖質 】
糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。
- 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
- 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
単糖類
ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など
二糖類(小糖類)
小糖類:単糖類2個で構成
スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など
小糖類
小糖類:単糖類3〜10個で構成
フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など
多糖類
単糖類10個以上で構成
でんぷん、グリコーゲン など
【 食物繊維 】
食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。
食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。
食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。
食物繊維(不溶性)
セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど
食物繊維(水溶性)
ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など
イヌリン | ガラクタン |
グルコマンナン | ペクチン |
【 糖アルコール 】
糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。
ソルビトール | キシリトール |
マルチトール |