麦芽糖(マルトース)

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  • 栄養素と効能
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栄養素と効能

麦芽糖(マルトース)|持続的エネルギー供給、消化サポート

麦芽糖(マルトース)は糖質の中の二糖類で、ブドウ糖が2つ結合した構造を持ちます。でんぷんを分解する過程で生成され、主に麦芽や水あめ、あめ類などに含まれます。消化が穏やかでエネルギー補給に役立ちます。

効能

  • 持続的なエネルギー供給を助ける
  • 消化に負担をかけにくい
  • 血糖値の急上昇を抑えやすい
  • 集中力や作業効率の維持に役立つ
  • 運動時のエネルギー補給として利用される

特徴

  • ブドウ糖が2分子結合した二糖類
  • でんぷんの消化過程で自然に生成される
  • マルターゼによって最終的にブドウ糖になる
  • 甘味は砂糖より控えめでクセが少ない
  • 水あめや麦芽シロップに多く含まれる

接種不足

麦芽糖は体内ででんぷんを分解する過程で自然に生成されるため、通常の食生活で不足することはほとんどありません。ただし、極端な糖質制限中はエネルギー不足による疲労感や集中力の低下がみられることがあります。

過剰摂取

麦芽糖を過剰に摂ると、体内でブドウ糖として吸収され血糖値が上昇します。慢性的に摂りすぎるとインスリン分泌の負担が増え、脂肪の蓄積や糖代謝の乱れ、肥満のリスクを高めるおそれがあります。

食材

麦芽糖(純粋)、水あめ、麦芽シロップ など

豆知識

  • 麦芽糖は「マルトース」とも呼ばれています。
  • ブドウ糖が2つくっついた構造でできています。
  • でんぷんの一部が分解されると自然に発生します。
  • スポーツドリンクやエネルギー補給食品にも使われています。
  • 砂糖よりも甘味が控えめで、後味がすっきりしています。

炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)

【 炭水化物 】

炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。

  炭水化物
  |
  ├─ 糖質
  | ├─ 糖類

    ├─ 単糖類(グルコースなど)
    └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
  | ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
  | └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
  |
  ├─ 食物繊維
  └─ 糖アルコール

【 糖質 】

糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。

  • 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
  • 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
糖質糖類

単糖類

ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など

ブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)
ガラクトース

二糖類(小糖類)

小糖類:単糖類2個で構成

スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など

麦芽糖(マルトース)ショ糖(スクロース)
乳糖(ラクトース)トレハロース

小糖類

小糖類:単糖類3〜10個で構成

フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など

フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖

多糖類

単糖類10個以上で構成

でんぷん、グリコーゲン など

でんぷんグリコーゲン

食物繊維 】

食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。

食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。

食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

食物繊維(不溶性)食物繊維(水溶性)

食物繊維(不溶性)

セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど

キチンキトサン
セルロースヘミセルロース
リグニン

食物繊維(水溶性)

ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など

イヌリンガラクタン
グルコマンナンペクチン

【 糖アルコール 】

糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。

ソルビトールキシリトール
マルチトール
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