リグニン

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  • 栄養素と効能
目次

栄養素と効能

リグニン|便通の改善、有害物質の排出

リグニンは植物の細胞壁に含まれる不溶性食物繊維です。水に溶けず、体内で消化されないため、便のかさを増やして腸の動きを助け、有害物質の排出をサポートします。

効能

  • 便のかさを増やして排便を促しやすくする
  • 腸のぜん動運動を活性化しやすくする
  • 腸内にたまった老廃物を排出しやすくする
  • 有害物質を吸着し排泄をサポートする
  • 便秘や腸内トラブルの予防に関与する

特徴

  • 木質植物に多く含まれ、細胞壁を補強している
  • セルロースやヘミセルロースと共存している
  • フェノール性の高分子構造を持つ
  • 消化されずそのまま排出される
  • 食事から摂れる天然の食物繊維の一種

接種不足

リグニンが不足すると、便の量が減りやすくなり、腸の動きが鈍って老廃物や有害物質の排出が不十分になります。結果として便秘や腸内環境の悪化を招くことがあります。

過剰摂取

リグニンを過剰に摂ると、お腹の張りやガスの発生、便のかたさ、場合によっては便秘の悪化などが見られることがあります。水分を十分にとらないと特に影響が出やすくなります。

食材

小麦ふすま、ごぼう、黒豆 など

豆知識

  • リグニンは木材を構成する主要な成分でもあります。
  • ほかの不溶性食物繊維よりも硬く、しっかりした構造を持ちます。
  • サプリメントよりも自然な食品から摂る方が効率的です。
  • 加工食品にはほとんど含まれていないため、穀類や野菜の摂取が重要です。
  • 便通のサポートには水と一緒に摂るのが効果的です。

炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)

【 炭水化物 】

炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。

  炭水化物
  |
  ├─ 糖質
  | ├─ 糖類

    ├─ 単糖類(グルコースなど)
    └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
  | ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
  | └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
  |
  ├─ 食物繊維
  └─ 糖アルコール

【 糖質 】

糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。

  • 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
  • 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
糖質糖類

単糖類

ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など

ブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)
ガラクトース

二糖類(小糖類)

小糖類:単糖類2個で構成

スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など

麦芽糖(マルトース)ショ糖(スクロース)
乳糖(ラクトース)トレハロース

小糖類

小糖類:単糖類3〜10個で構成

フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など

フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖

多糖類

単糖類10個以上で構成

でんぷん、グリコーゲン など

でんぷんグリコーゲン

食物繊維 】

食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。

食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。

食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

食物繊維(不溶性)食物繊維(水溶性)

食物繊維(不溶性)

セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど

キチンキトサン
セルロースヘミセルロース
リグニン

食物繊維(水溶性)

ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など

イヌリンガラクタン
グルコマンナンペクチン

【 糖アルコール 】

糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。

ソルビトールキシリトール
マルチトール
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