こんにちは、shin です。
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- 栄養素 と 効能
栄養素と効能
グリコーゲン|エネルギー貯蔵、運動時の持久力維持
グリコーゲンは糖質に分類される動物性の多糖類で、ブドウ糖が多数つながった構造をしています。肝臓や筋肉に蓄えられ、エネルギーの貯蔵と供給、血糖値の維持などに関与します。
効能
- 運動時のエネルギーをすばやく補給する
- 肝臓で血糖値を一定に保ちやすくする
- 筋肉の収縮を支えるエネルギー源となる
- 長時間の活動中の集中力維持に関与する
- 空腹時のエネルギー切れを防ぐ
特徴
- 動物の肝臓や筋肉に多く含まれている
- ブドウ糖が分岐構造で多数結合している
- でんぷんよりも速やかに分解されやすい
- 植物にはほとんど含まれていない
- 熱や冷凍で分解されやすく、調理で減少しやすい
接種不足
グリコーゲンは体内で糖質から合成されますが、糖質の摂取が極端に少ない状態が続くと貯蔵量が減少し、疲労感、集中力の低下、筋力の低下、血糖値の不安定などが生じる可能性があります。
過剰摂取
グリコーゲンそのものを過剰に摂取することはほとんどありませんが、糖質を過剰に摂ると体内のグリコーゲン量が飽和し、それを超えた分は中性脂肪として蓄積され、体脂肪の増加につながることがあります。
食材
あさり、しじみ、豚レバー、牛レバー など
豆知識
- グリコーゲンは「動物でんぷん」とも呼ばれています。
- でんぷんよりも枝分かれ構造が多く、分解が速い特徴があります。
- レバー類や貝類はグリコーゲンが豊富な食品として知られています。
- 加熱や冷凍で減少しやすいため、生の状態での含有量が基準です。
- 糖質を適度に摂ることで、体内のグリコーゲン蓄積が保たれます。
炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)
【 炭水化物 】
炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。
炭水化物
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├─ 糖質
| ├─ 糖類
| | ├─ 単糖類(グルコースなど)
| | └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
| ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
| └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
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├─ 食物繊維
└─ 糖アルコール
【 糖質 】
糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。
- 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
- 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
単糖類
ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など
二糖類(小糖類)
小糖類:単糖類2個で構成
スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など
小糖類
小糖類:単糖類3〜10個で構成
フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など
多糖類
単糖類10個以上で構成
でんぷん、グリコーゲン など
【 食物繊維 】
食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。
食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。
食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。
食物繊維(不溶性)
セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど
食物繊維(水溶性)
ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など
【 糖アルコール 】
糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。