果糖(フルクトース)

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  • 栄養素と効能
目次

栄養素と効能

果糖(フルクトース)|素早いエネルギー補給、甘味強化

果糖(フルクトース)は、糖質の中の単糖類で、果物やはちみつなどに含まれています。甘味が非常に強く、体内では主に肝臓で代謝され、すばやくエネルギーとして使われます。

効能

  • 短時間でエネルギー補給できる
  • 集中力の低下を防ぐ
  • 低血糖時の対処に役立つ
  • 疲労感を軽減する
  • 甘味によって食欲を刺激する

特徴

  • 単糖類で吸収が速い
  • 果物・はちみつなど自然食品に多く含まれる
  • ショ糖より甘味が強い
  • 血糖値を上げにくい
  • 果糖ぶどう糖液糖などの加工食品にも多い

接種不足

果糖が不足しても、体内のブドウ糖や他の糖質で代替が可能なため、特定の欠乏症は起きにくいです。ただし、空腹時のエネルギー補給が間に合わない場合、集中力や持久力の低下が起こることがあります。

過剰摂取

果糖を過剰に摂取すると、中性脂肪の合成が促進され、肝脂肪や内臓脂肪の蓄積につながるおそれがあります。また、インスリンの分泌を促さないため満腹感を得にくく、肥満や脂質異常の原因になることがあります。

食材

果糖(純粋)、はちみつ、ぶどう など

豆知識

  • 果糖は「フルクトース」とも呼ばれています。
  • 果物の甘味の主成分であり、冷やすと甘さが際立ちます。
  • 肝臓で代謝され、ブドウ糖とは異なる経路をたどります。
  • 清涼飲料水や加工食品には「果糖ぶどう糖液糖」として多く使われています。
  • 過剰摂取はエネルギー過多につながるため注意が必要です。

炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)

【 炭水化物 】

炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。

  炭水化物
  |
  ├─ 糖質
  | ├─ 糖類

    ├─ 単糖類(グルコースなど)
    └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
  | ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
  | └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
  |
  ├─ 食物繊維
  └─ 糖アルコール

【 糖質 】

糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。

  • 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
  • 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
糖質糖類

単糖類

ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など

ブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)
ガラクトース

二糖類(小糖類)

小糖類:単糖類2個で構成

スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など

麦芽糖(マルトース)ショ糖(スクロース)
乳糖(ラクトース)トレハロース

小糖類

小糖類:単糖類3〜10個で構成

フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など

フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖

多糖類

単糖類10個以上で構成

でんぷん、グリコーゲン など

でんぷんグリコーゲン

食物繊維 】

食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。

食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。

食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

食物繊維(不溶性)食物繊維(水溶性)

食物繊維(不溶性)

セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど

キチンキトサン
セルロースヘミセルロース
リグニン

食物繊維(水溶性)

ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など

イヌリンガラクタン
グルコマンナンペクチン

【 糖アルコール 】

糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。

ソルビトールキシリトール
マルチトール
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