ガラクトオリゴ糖

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  • 栄養素と効能
目次

栄養素と効能

ガラクトオリゴ糖|腸内フローラ改善、便通サポート

ガラクトオリゴ糖は糖質に分類される難消化性オリゴ糖で、ガラクトースが複数つながった構造をしています。消化されずに大腸まで届き、善玉菌の栄養源として腸内環境を整えるはたらきがあります。

効能

  • 善玉菌を増やして腸内フローラを整える
  • 便通の改善をサポートする
  • 有害菌の繁殖を抑える
  • 免疫バランスの維持に関与する
  • 短鎖脂肪酸の生成に関わる

特徴

  • ガラクトースが複数結合した構造を持つ
  • 乳糖を酵素で分解して作られる
  • 小腸では吸収されず大腸に届く
  • 血糖値に影響しにくく低カロリー
  • 粉末やシロップ状の食品に使われている

接種不足

ガラクトオリゴ糖は必須栄養素ではありませんが、摂取が少ないと腸内の善玉菌が減りやすくなり、便秘、腸内環境の乱れ、肌荒れ、免疫力の低下などが起こる可能性があります。

過剰摂取

大量に摂取すると、腸内で過剰に発酵してガスが発生し、腹部の張り、腹鳴、軟便や下痢などが生じることがあります。腸内環境によって影響の出方に個人差があります。

食材

乳児用ミルク、母乳、ヨーグルト など

豆知識

  • ガラクトオリゴ糖は「GOS」とも呼ばれています。
  • 母乳に含まれており、赤ちゃんの腸内環境を整える働きがあります。
  • ビフィズス菌や乳酸菌の栄養源として使われています。
  • カロリーが低く、血糖値への影響も少ないです。
  • 甘さは砂糖の30〜50%程度で、控えめでクセがありません。

炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)

【 炭水化物 】

炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。

  炭水化物
  |
  ├─ 糖質
  | ├─ 糖類

    ├─ 単糖類(グルコースなど)
    └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
  | ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
  | └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
  |
  ├─ 食物繊維
  └─ 糖アルコール

【 糖質 】

糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。

  • 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
  • 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
糖質糖類

単糖類

ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など

ブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)
ガラクトース

二糖類(小糖類)

小糖類:単糖類2個で構成

スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など

麦芽糖(マルトース)ショ糖(スクロース)
乳糖(ラクトース)トレハロース

小糖類

小糖類:単糖類3〜10個で構成

フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など

フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖

多糖類

単糖類10個以上で構成

でんぷん、グリコーゲン など

でんぷんグリコーゲン

食物繊維 】

食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。

食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。

食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

食物繊維(不溶性)食物繊維(水溶性)

食物繊維(不溶性)

セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど

キチンキトサン
セルロースヘミセルロース
リグニン

食物繊維(水溶性)

ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など

イヌリンガラクタン
グルコマンナンペクチン

【 糖アルコール 】

糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。

ソルビトールキシリトール
マルチトール
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