乳糖(ラクトース)

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  • 栄養素と効能
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栄養素と効能

乳糖(ラクトース)|腸内環境の改善、乳児の発育支援

乳糖(ラクトース)は糖質の一種で、二糖類に分類されます。ブドウ糖とガラクトースが結合した構造を持ち、母乳や乳製品に含まれています。乳児の成長や腸内環境の維持に役立ちます。

効能

  • 善玉菌の栄養源として腸内環境を整える
  • 乳児期の成長や脳の発達を支える
  • 便通のリズムを整える
  • 緩やかにエネルギーを供給する
  • 腸内で有機酸の生成に関与する

特徴

  • ブドウ糖とガラクトースが結合した二糖類
  • ラクターゼによって分解・吸収される
  • 乳製品や母乳に多く含まれる
  • 血糖値を急激に上げにくい
  • 乳糖不耐症による個人差がある

接種不足

乳糖は通常の食事で欠乏しにくい栄養素ですが、乳児期に十分に摂取できない場合は、腸内のビフィズス菌が減少し、免疫機能や成長発達への影響が出る可能性があります。

過剰摂取

乳糖を過剰に摂ると、ラクターゼが不足している人では下痢、腹痛、ガスの発生、膨満感などの消化不良が起こりやすくなります。特に乳糖不耐症の人では注意が必要です。

食材

ホエイパウダー、スキムミルク、脱脂粉乳 など

豆知識

  • 乳糖は「ラクトース」とも呼ばれています。
  • 乳児の腸内環境を整えるビフィズス菌の栄養源になります。
  • ラクターゼという酵素でブドウ糖とガラクトースに分解されます。
  • 乳糖不耐症は大人に多く見られます。
  • 乳糖は赤ちゃん用ミルクや栄養補助食品にも使われています。

炭水化物・糖質・食物繊維 (栄養素一覧)

【 炭水化物 】

炭水化物は、糖質・食物繊維・糖アルコールからなる栄養素で、体や脳の主要なエネルギー源として重要な役割を果たします。

  炭水化物
  |
  ├─ 糖質
  | ├─ 糖類

    ├─ 単糖類(グルコースなど)
    └─ 二糖類(小糖類)(マルトースなど)
  | ├─ 小糖類(オリゴ糖など)
  | └─ 多糖類(デンプン、食物繊維など)
  |
  ├─ 食物繊維
  └─ 糖アルコール

【 糖質 】

糖質は、エネルギー源として最も利用される成分で、消化・吸収され、ブドウ糖(グルコース)として血液中に入ります。

  • 糖質は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)、オリゴ糖(小糖類:単糖類3〜10で構成)、多糖類のグループのことを言います。
  • 糖類は、単糖類、二糖類(小糖類:単糖類2個で構成)のグループのことを言います。
糖質糖類

単糖類

ブドウ糖(グルコース)、果糖(フルクトース)、ガラクトース など

ブドウ糖(グルコース)果糖(フルクトース)
ガラクトース

二糖類(小糖類)

小糖類:単糖類2個で構成

スクロース(砂糖)、ラクトース(乳糖)など

麦芽糖(マルトース)ショ糖(スクロース)
乳糖(ラクトース)トレハロース

小糖類

小糖類:単糖類3〜10個で構成

フラクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖 など

フラクトオリゴ糖ガラクトオリゴ糖

多糖類

単糖類10個以上で構成

でんぷん、グリコーゲン など

でんぷんグリコーゲン

食物繊維 】

食物繊維は、ヒトの消化酵素では分解されない炭水化物で、腸内環境を整える、便通を良くする、血糖値の上昇を抑えるなどの働きがあります。

食物繊維(不溶性)は、水に溶けず、腸を刺激して便通を促す働きがあります。

食物繊維(水溶性)は、水に溶けてゲル状になり、血糖値やコレステロールの上昇を抑えたり、腸内の善玉菌を増やす働きがあります。

食物繊維(不溶性)食物繊維(水溶性)

食物繊維(不溶性)

セルロース、リグニン、ヘミセルロースなど

キチンキトサン
セルロースヘミセルロース
リグニン

食物繊維(水溶性)

ペクチン、グルコマンナン、イヌリン など

イヌリンガラクタン
グルコマンナンペクチン

【 糖アルコール 】

糖アルコールは、糖質の一種でありながら血糖値の上昇がゆるやかで低カロリーな甘味料として使われることが多い成分群です。

ソルビトールキシリトール
マルチトール
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