EPA

当ページのリンクには広告が含まれています

こんにちは、shin です。
このページでは、以下の情報を発信しています。
読んでみてください。

  • 栄養素と効能
目次

栄養素と効能

EPA|血流改善、炎症抑制

EPA(エイコサペンタエン酸)は、青魚に多く含まれるn-3系の多価不飽和脂肪酸です。血液の流れをスムーズにし、体内のバランスを整える脂質として注目されています。

効能

  • 血液が固まりにくくなる
  • 冷えや肩こりが軽くなる
  • 肌トラブルが起こりにくくなる
  • 運動後の回復が早まる
  • 集中力の低下が起こりにくくなる

特徴

  • 体内で合成できない必須脂肪酸
  • 酸化しやすく加熱調理に不向き
  • DHAと一緒に摂ると相乗的に作用
  • 植物性油脂からは摂取できない
  • 魚油サプリにも多く使われる

接種不足

血流が滞りやすくなり、冷えや集中力の低下、肌荒れ、疲れやすさなどがあらわれやすくなります。

過剰摂取

過剰に摂ると出血しやすくなる、胃腸がゆるくなる、魚臭が体に残るといった症状が出ることがあります。

食材

まいわし、さんま、さば、ぶり など

豆知識

  • 青魚を刺身や煮物で食べると酸化を抑えやすくなります。
  • EPAは熱に弱いため、加熱調理は短時間にするとよいです。
  • 魚を食べる頻度が少ない人はサプリでの補給もおすすめされます。
  • DHAとは構造が似ていますが、血液への作用がより強いとされます。
  • 朝より夕方に摂ると吸収率が高まるという報告があります。

脂質 (栄養素一覧)

【 脂質 】

脂質は生体膜やホルモンの構成成分であり、体のエネルギー源や貯蔵エネルギーとして使われる有機化合物の総称です。化学的には「水に溶けにくく油に溶けやすい」疎水性の性質を持ちます。
脂溶性ビタミンの吸収を助けます。

  脂質
  |
  ├─ 脂肪酸
  | ├─ 飽和脂肪酸(SFA)
  | └─ 不飽和脂肪酸(UFA)
  |   ├─ 一価不飽和脂肪酸(MUFA)
  |   └─ 多価不飽和脂肪酸(PUFA)
  |
  ├─ リン脂質
  ├─ コレステロール
  └─ 中性脂肪

脂肪酸

脂質の主成分で、エネルギー源や細胞膜の構成に関与し、脂肪酸は飽和/不飽和で分類されます。

  ├─ 脂肪酸
  | ├─ 飽和脂肪酸(SFA)
  | └─ 不飽和脂肪酸(UFA)

飽和脂肪酸(SFA)

二重結合なしで、常温で固体の脂に多く、摂りすぎるとLDLコレステロールが増えやすい。

パルミチン酸(バター・肉脂)、ステアリン酸(牛脂、カカオバター) など

パルミチン酸ステアリン酸

不飽和脂肪酸(UFA)

二重結合ありで、常温で液体となり、健康維持に有益な作用が多い。
さらに 一価不飽和脂肪酸(MUFA)、多価不飽和脂肪酸(PUFA)に分類されます。

  | └─ 不飽和脂肪酸(UFA)
  |   ├─ 一価不飽和脂肪酸(MUFA)
  |   └─ 多価不飽和脂肪酸(PUFA)

一価不飽和脂肪酸(MUFA)

  • 二重結合を1つ持つ
  • 一価不飽和脂肪酸を含む食材を摂取すると、心臓血管リスク低減が報告されている

【 n-9系 】オレイン酸(オリーブ油、アボカド、ナッツ)

オレイン酸

多価不飽和脂肪酸(PUFA)

  • 二重結合を2つ以上持つ。
  • 体内で合成できない「必須脂肪酸」を含む。

【 n-6系 】リノール酸、アラキドン酸(サラダ油、卵黄、マヨネーズ)
     :皮膚の健康、ホルモン前駆体
【 n-3系 】α-リノレン酸、EPA、DHA(えごま油、青魚(サバ、イワシ))
     :血液をサラサラに、抗炎症、脳の機能保持

リノール酸アラキドン酸
α-リノレン酸DHA
EPA

リン脂質

• 親水性の「リン酸基」と疎水性の「脂肪酸」から構成
• 水と油の両方になじむ=乳化作用をもつ
• 細胞膜(特に脳や神経細胞)に多く含まれる

レシチン(卵黄、大豆に豊富)
セファリン(神経組織)

レシチンセファリン

コレステロール

• ステロイド骨格をもつ脂質
• 人体に必要不可欠だが、血中バランスが重要
• 細胞膜の柔軟性維持
• ステロイドホルモン(性ホルモン・副腎皮質ホルモン)の前駆体
• ビタミンDや胆汁酸の合成材料

主な食品:卵黄、レバー、魚卵、乳製品

コレステロール

中性脂肪

• 脂肪酸3分子+グリセロール1分子で構成
• 食品中・体内での脂質の主な形
• 過剰摂取は肥満や脂質異常症の原因に

主な食品:肉の脂、バター、植物油

中性脂肪
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次